3月末まで勤務していた産婦人科上條恭佑先生の論文採択と学会受賞のお知らせ
お知らせ 本年3月末まで本院に勤務していた産婦人科の上條恭佑先生(現長野市民病院婦人科)の論文が英文誌「The Journal of Obstetrics and Gynaecology Research」に採択・掲載されました。論文のタイトルは
「Association between placental location and neonatal outcomes in manualfundal pressure-assistedvaginal deliveries: A retrospective single-center study in Japan」で、緊急時の分娩の際に子宮底圧迫が行われますが、胎盤の付着位置によって新生児に与えるリスクが異なることに関して世界で初めて言及した内容となっています。
この論文は前任地の飯田市立病院での事例をもとにした検討ですが、本院在任中の忙しい間に論文を作成し投稿をしていただいた立派な成果です。
また、これとは別に、第143回関東連合産科婦人科学会・学術集会で「高度側弯と子宮筋腫が原因と考えられた子宮捻転」という演題で若手優秀演題賞も受賞されました。
論文へのリンク
https://obgyn.onlinelibrary.wiley.com/doi/full/10.1111/jog.15268