木曽病院の機能評価
長野県立木曽病院は、医療機関機能を中立的な立場で評価を行う第三者機関として設立された公益財団法人日本医療機能評価機構が審査し認定する病院機能評価を2003年に初認定、以降5年毎の更新認定を継続し、この度3rdG:Ver3.0<一般病2 主として、二次医療圏等で急性期医療を中心に地域医療を支える基幹病院>の更新審査を2023年12月に受審、2024年3月8日付けで認定されました。
また、今回の更新受審にあわせて副機能として療養型病棟が「慢性期医療」を初めて受審し、2024年3月8日付けで認定されました。
今回、一般病院2では4領域 86項目について評価を受け、その結果「秀でている(S)」6項目、「適切に行われている(A)」75項目、「一定の基準に達している(B)」5項目、「一定の基準に達しているとは言えない(C)」0項目という結果でした。「急性期医療から回復期・慢性期、在宅医療までを担う完結型として広く地域に定着している」「地域から必要とされる病院として、機能向上への努力や組織活動の充実が随所に見られた」と高く評価されました。
また、副機能の慢性期医療では23項目について評価を受け、その結果「秀でている(S)」2項目、「適切に行われている(A)」21項目、「一定の基準に達している(B)」0項目、「一定の基準に達しているとは言えない(C)」0項目という結果でした。「患者サポートセンターを中心に多職種で様々な相談に対応し、円滑な入院ができるよう努めている」「退院支援および継続した診療・ケアは、患者・家族の意向を確認した上で多職種での退院に向けた計画を立案して必要なサービスの検討に取り組んでいる」と評価されました。
今後も、より良い医療サービスが提供できるよう、職員一丸となって医療サービスの向上に取り組んでまいります。