当科は、スタッフ12名と少数ながら採血から一般、生化学、血液、病理、微生物、遺伝子等といった検体検査及び心電図、各種超音波、聴力、脳波等といった生理検査を行っています。検査の質の維持に努め、「日本臨床検査技師会精度保証施設」「日本細胞学会施設認定」の認定を受けています。スタッフは高い専門性を保証する各種学会の認定資格を取得し研鑽に励んでいます。
検査に関する質問等ありましたら、お気軽にスタッフまで声をかけて下さい。
臨床検査科
臨床検査科理念
精度の高い臨床検査を迅速に提供し、チーム医療の一員として信頼される職場を目指します。
患者様へのお願い
- 当科では、本人確認を確実に行うため「氏名」と「生年月日」を名乗っていただいております。ご理解とご協力をお願いします。
- 検査の内容によっては順番が入れ替わったり、待ち時間が長くなったりすることがあります。長らくお待ちの場合はスタッフまでお気軽に声をかけてください。
- 検査室や採血室では携帯電話の使用はご遠慮ください。
検査を受ける際の注意事項
尿検査の注意事項
- 採尿だけの場合も採血室自動受付機においでください。受付後尿コップが発行されます。
- できるだけ清潔な尿を採るため、最初と最後の尿をのぞいた中間尿を採取してください。
- 検査目的にもよりますが、尿コップに1/3程の量が必要です。尿量が心配な場合はスタッフまで声をかけてください。
血液検査の注意事項
- 以下に該当する方は採血前に採血者にお申し出てください。
- アルコールに対するアレルギーがある方
- ワーファリンやバイアスピリンなどの抗血栓薬を服用されている方
- 乳房切除術を受けリンパ節を切除された方、透析シャントを造設している方
- 採血・注射などで具合が悪くなったことのある方
- 採血後の穿刺部位は、揉まずにしっかり5分間ほど圧迫止血をお願いします。止血が不十分だったり、採血した側で重い荷物を持つと再出血や内出血することがありますのでご注意ください。
- 冬季など手先が冷たい場合は血管が見えにくく採血しにくい事があります。採血室で保温剤をお貸しします。お気軽にお声掛けください。
- 検査結果の報告には、約1時間かかります。(当日に検査結果がでない項目もあります)
腹部エコー検査の注意事項
- 超音波は空気中を伝わりにくく、消化管(胃や腸)のガスや食物が検査の妨げとなります。
検査前7時間は絶飲食が必要となりますので、朝食は食べずにお越しください。 - 膀胱や前立腺、子宮などの検査では膀胱に尿が溜まっていると観察しやすいため、エコー後に採尿をお願いしています。
- 検査の際はお腹を出しやすい服装で来ていただくとスムーズに検査ができますのでご協力をお願いします。
尿素呼気試験の注意事項
- 空腹時に検査する必要がありますので、朝食を食べずにお越しください。また、検査前30分は喫煙しないでください。
- 検査は30分程かかります。また当日結果報告は出来ませんのであらかじめご承知ねがいます。