長野県立木曽病院マスコットキャラクター きそっぴい

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長野県立木曽病院地方独立行政法人 長野県立病院機構長野県立木曽病院

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病院長挨拶

新年のご挨拶

院長

 本年もよろしくお願いいたします。

昨年は「診療報酬」と「介護報酬」のダブル改定が行なわれました。「医療と福祉の一本化」、「二次医療圏ごとの病院機能再編」、「地域医療構想の進展」、そして「地域包括ケアシステムの構築」の推進です。
当院もこれに対応して、種々の改革を行いました。昨年3月から地域包括ケア病棟を開設し、急性期病棟は3階病棟に一本化しました。これに伴い、運用病床数を186床から159床にしました。
病院経営の上から見れば運用病床数が減少したことから、採算ラインの入院患者数は144名から129名に下がりました。地域包括ケア病棟は在院日数も60日まで可能ということもあり、患者さんにとっては退院を急がされないようになりました。これにより入院患者数も増加しており、経営状況も改善しているところです。
また、患者サポートセンターを設置し、入退院支援体制を充実させました。木曽広域のご援助もいただき、在宅医療、介護連携の強化も図りました。

県境の坂下病院の機能縮小化に伴い、木曽南部地域の医療サービスが十分受けられなくなってきています。南木曽町の協力のもと、木曽病院のスタッフによる講演会や出前病院等を行い、当院がこの地域の医療も責任を持って取り組む姿勢を示させていただきました。また、南木曽地域から木曽病院への乗り合いタクシー運行なども実現し、この地域の患者さんの木曽病院受診も徐々に増えてきています。
6月には、病院機能評価機構の3回目の認定更新審査を受け、高い評価で認定が更新されました。引き続き当院の医療が全国的にもしっかりしたレベルにあるということが証明されました。
10月からは、信州大学で高度の研修を受けたアドバンス助産師を中心に産後ケア事業に取り組みました。2月から助産師外来も始めます。
また、院内のセキュリティ確保のため、入館制限に取り組み、病棟への訪問者には入館証を着用していただくことにしました。まだ制度が始まったばかりで多少の混乱はあるようですが、入院患者さんが安心して療養していただくためには非常に大事な点ですので、運用を工夫しながら継続していきます。引き続きご協力をお願いします。
入院患者さんへのサービス充実のため、薬剤指導や栄養指導の充実を図っています。特に薬剤指導については、国の医薬分業制度の推進もあり、病院の薬剤師は入院患者さんのための仕事をすることが本来の役割とされています。現在当院の薬剤師は2名欠員となっており、入院患者さんへのサービスを行うだけでも手一杯の状態です。そこで外来患者さんについては、院外処方を推進しています。今後も原則院外処方としますので、ご理解ご協力をよろしくお願いいたします。
薬剤師以外にも、職員確保は課題となっています。医師、看護師はもとよりリハビリテーション科や検査科などで不足が目立っており、医療従事者の確保育成は急務となっています。
常勤医師につきましては内科5名(肝臓1名、消化器4名)、神経内科2名、外科4名、眼科2名、産婦人科3名、整形外科2名、小児科2名、泌尿器科1名、麻酔科1名の計22名です。あとは信州大学などから派遣の非常勤医師で対応しています。以前常勤医のいた耳鼻科医、精神科医、脳神経外科医、循環器医については欠員となっています。常勤医師の確保につきましては信州大学を含め各方面にわたってはたらきかけを行ない、努力してはいますが、信州大学の医局に入局する医師数も十分ではなく当面は困難な状況が続いています。

木曽病院 院長 井上 敦