たくさんのご支援・ご声援をありがとうございました
クラウドファンディング関連情報 46日間全ての期間が終了しました。第1目標としておりました1,700万円を大きく超える、ご支援をいただきましたことを心より御礼申し上げます。医療機器等を搭載したDMATカーと木曽介護老人保健施設の送迎者用車両の購入が実現しました際には、改めてご報告をさせていただきますので、しばらくお時間をいただければと存じます。
クラウドファンディングを始める前は、本院のような地方の一病院が、第1目標額を達成できるのか不安な声も多くございました。また、県立病院でありながら、クラウドファンディングに挑戦することについてのご意見もいくつか頂戴いたしました。
一方で、救急車両等の更新の課題を抱えている医療機関の担当者様からは、本院がクラウドファンディングでの確保を目指すという決断をしたことに感嘆され、励ましのお言葉もいただきました。
本院は県立病院ですが、長野県立病院機構という地方独立行政法人の1病院であり、不採算病院として県より毎年9億円を超える運営費負担金をいただいて病院運営を行っております。その多額の負担金は診療体制の維持という病院自体の運営費用の一部に充当させていただいており、災害時に必要なDMATカーの更新費用までは捻出できない状況でした。しかし、いつ発生するか分からない災害時への対応は災害拠点病院としての任務でもあり、多くのご批判も覚悟のうえ、思い切ってクラウドファンディングに挑戦をさせていただいたという次第です。
私達が今回のクラウドファンディングで最も感激しておりますことは、多額のご支援はもちろんですが、皆様お一人お一人からいただいた、大変多くの温かいご声援のお言葉です。職員一同、本院に多くのご期待をいただいていることを再認識し、気を引き締めて業務に邁進してまいりたいと存じます。至らない点も多々ございますが、より一層、皆様から信頼していただける病院となるよう頑張ってまいりますので、引き続きご指導ご鞭撻を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
長野県立木曽病院 院長 濱野英明