地方独立行政法人 長野県立病院機構長野県立木曽病院コロナ対策）入院患者ご家族の皆様へ 面会禁止徹底のお願い
新型コロナウィルス関連情報 入院患者ご家族の皆様へ
新型コロナウィルス感染防止に伴う面会禁止徹底のお願い
ご家族のご入院に伴い、一日も早いご回復を願う毎日をお過ごしのことと思います。当院としましても、関係職員全員で、患者さんの治療回復をサポートさせていただいております。
さて、新型コロナウィルス感染症が全国に蔓延し、４月16日、国の緊急事態宣言対象地域が全国に拡大されました。また、木曽地域においても、患者が発生いたしました。
当院では、２月29日から入院患者さんへの面会禁止をお願いしておりますが、これまで特別な許可がないにも関わらず、病棟に立ち入る事例が散見されております。コロナウィルス感染症は、り患しても本人の自覚症状のないまま他人に感染させてしまう危険性が、専門家から指摘されております。病院内にこの感染症が持ち込まれますと、入院患者さんの病状を悪化させるばかりでなく、職員も感染し、診療自体の継続さえも困難になってしまいます。
４月16日の緊急事態宣言対象地域の拡大を受け、面会禁止の措置も更に徹底しなければなりません。従来から対象地域となっている東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫及び福岡の７都府県に加え、新たに特定警戒都道府県として指定された北海道、茨城、石川、岐阜、愛知及び京都を加えた13都道府県からお見えの方、過去２週間以内に滞在歴のある方、同居者（一時的な滞在を含む。）に該当者がいる方は、病院から面会の許可がある場合でも、今後入館をお断りさせていただきます。
ご家族の皆様が心配され、面会を望まれる気持は理解いたしますが、当院は、木曽地域で唯一の病床を有する医療機関です。コロナウィルス感染症の持ち込みにより当院の医療機能が失われた場合、ほかに入院医療を提供できる機関はありません。全国の二次医療圏で、病床を有する医療機関が一つしかないという地域はほかにありません。医療資源の乏しい地方の医療をお守りいただくよう、皆さまのご理解とご協力をお願いいたします。
令和２年４月17日 木曽病院長